Linuxの代替フォントの設定 リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ - 7月 24, 2019 **概要:** openSUSEでフォントが埋め込まれていないPDFを読み込むと,代替フォントとしてIPAexが用いられる. そのため,もともとTimes系のフォントで書かれたPDFを読むと読みづらくなる. 本記事では,フォントの設定をいじって,代替フォントにTimes系のフォントを選択するようにする. **環境:** - openSUSE Tumbleweed (記事執筆 2019/07/24) - Okular 1.7.3 **参考Webページ:** - [Okularの代替フォントの設定](https://texwiki.texjp.org/?Okular#o2eb9a55s) - [okular での日本語表示。](https://running-dog.net/2011/08/post_289.html) - [KDE-Okular や Texmaker で和文フォント非埋め込みPDFを表示させるには](http://fusion0202.blog.jp/archives/603103.html) ## 手順 ### 1. Okularで代替フォントと名称を確認する - Okularのファイル→プロパティで窓を開いて,フォントのタブを見る. - フォントの一覧の中で,埋め込み(サブセット)と書かれていないフォントが,ファイル側のフォントで代替されている. ### 2. 代替フォントの設定をする - `$HOME/.config/fontconfig/fonts.conf`というファイルを作り,以下を書き込む ```xml /usr/local/texlive/2019/texmf-dist/fonts/opentype/public/xits $HOME/.fonts serif XITS Symbol Open Symbol ``` - `dir`は使いたいフォントのパスを示している - その後は,"serif"という名前のフォントは"XITS"(font family名)で代替するみたいな意味. - 下の画像のようになっていたので,最初はTimesをXITSで置き換えようとしていたけれどうまく行かなかった.serifにXITSを設定する必要があるらしい... - Open SymbolはLibreOfficeに付属のフォント.openSUSEには入ってなかったっぽいので,自分で入れた. - 設定が反映されているかどうかの確認は,端末で確認できる: ```bash $ fc-match serif ipamp.ttf "IPA P明朝" "Regular" # ← fonts.conf書き込み前 XITS-Regular "XITS" "Regular" # ← fonts.conf書き込み後 ``` リンクを取得 Facebook × Pinterest メール 他のアプリ コメント
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